※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各催しは延期・中止になる可能性があります。
◎チャイナフェスティバル
「チャイナフェスティバル2025」が、9月6日と7日(10時~20時)の両日、東京・代々木公園イベント広場で開催される。本格中華グルメや伝統文化、中国企業、中国地方都市観光PR、現代中国の経済やライフスタイルの紹介など約百五十のブースが出店する。ステージでは中国の著名なアーティストやグループが多数出演する。主催は中国大使館/同フェスティバル実行委員会。実行委員長を呉江浩駐日中国大使が務めている。入場無料。詳細は公式サイト(https://www.chinafes.net)参照。
◎小池博史氏「HINOTORI」 最終章『山の神篇/海の神篇』
小池博史氏(空間演出家、作家、振付家、映画監督、「舞台芸術の学校」代表)の舞台芸術作品「HINOTORI 火の鳥」の最終章『山の神篇/海の神篇』。「混沌」から「戦争」そして「再生」を多方面から問い直し、未来への提言を盛り込んだ壮大な物語をアジア、ヨーロッパ、南米のパートナーとともに描く。京都公演は9月13日(『山の神篇』のみ二回公演、会場=ロームシアター京都サウスホール)、東京公演は10月11日から14日まで(11日は『山の神篇』のみ、14日は『海の神篇』のみ、会場=なかのZERO大ホール)。チケットなど詳細は小池博史ブリッジプロジェクト-Odyssey (https://kikh.org)参照。
◎白扇書道会展
白扇書道会(種谷萬城理事長)主催の第64回展。役員の作品、一般公募作品を展示するほか、第64回全国学生書道展、現代中国書法作品展を併催。入場無料。
会期=9月17日~21日
会場=千葉県立美術館
◎推薦名流舞踊大会
流派の枠を超えて日本舞踊家の名流名手が競演する第59回公演。清元「長生」(花柳園喜輔氏)のほか、長唄「鷺娘」(藤間涼太朗氏)、長唄「大原女」(若見匠晄太朗氏)など全14演目を披露する。主催は東京新聞。入場料は前売り券7000円、当日券7500円(全席自由)。
日時=9月20日(12時30分開演、昼夜通し公演)
会場=浅草公会堂
申込み・問合せ=東京新聞事業局文化事業部(03・6910・2345)
◎彩華国際水墨画・墨彩画展
水墨画家・桂野彩華氏が主宰する彩華国際水墨画会の第29回公募展。水墨画、彩墨画、書など約100点を展示。日中文化交流協会賞など各賞授与。当協会後援。入場無料。問合せは彩華国際水墨画会(090・3627・4412)まで。
会期=9月25日~30日
会場=兵庫県学校厚生会館・アートホール神戸
◎楊雪二胡コンサート in 宮城
二胡奏者、作曲家として活躍する楊雪氏のコンサート。楊雪二胡楽団、細井豊(シンセサイザー)、越阪部智彦(ベース)、浜野滋(パーカッション)の諸氏らも出演。河北新報社などが後援。一般4000円(全席指定)。
日時=9月27日(16時から)
会場=名取市文化会館中ホール
主催・問合せ:市民企画びぃなす(090・2025・2679)
◎劇団東演「血を売る男」
原作は中国の作家・余華氏の『血を売る男』(河出書房新社刊、飯塚容氏訳)。大飢饉や文化大革命などの激動の時代、製紙工場で働く許三観は人生の危機に遭遇するたびに売血した稼ぎで乗り越えようとする。深刻なテーマを扱いながらも人間味とユーモアに溢れた物語を舞台化。出演は豊泉由樹緒氏のほか、安藤みどり(俳優座)、神野崇(文学座)、平野尚(民藝)らの諸氏も出演。脚本・演出は松本祐子氏。一般6000円。
会期=9月25~30日
会場=シアターX
申込み・問合せ=劇団東演(03・3419・2871)
◎第18回中国百科検定
中国の歴史・地理・政治・経済・社会・文化・教育・スポーツなど多方面の知識を問う中国百科検定。今回の実施級は初級、三級、二級、一級、特級(特級は地理、政治経済、歴史、文化・芸術・風俗習慣の四分野から一分野を選択)。試験実施日は12月6日(15時開始)。全国20会場で実施。当協会後援。
申込期間=9月1日~11月16日
主催・問合せ=日本中国友好協会(03・5839・2140)
◎井上靖が見た戦争
戦後八十年の企画展。二等兵、新聞記者、そして作家として戦争を書き続けた井上靖。『中国行軍日記』、自筆原稿「後送途上」(初公開)など、戦争に関する作品群や資料を展示。観覧料一般200円。会期は9月23日まで。井上靖記念文化財団後援。
会場=長泉町井上靖文学館(055・986・1771)
◎手塚治虫展
“漫画の神様”と称される漫画家・手塚治虫自身の生涯のほか、『鉄腕アトム』、『ジャングル大帝』、『リボンの騎士』、『火の鳥』、『ブラック・ジャック』をはじめ、手塚治虫の膨大な漫画やアニメーションの中から厳選した約200点の直筆原稿、セル画、絵コンテのほか、数々の愛用品なども併せて紹介し、作家が未来に託したメッセージを読み解く。企画製作は手塚プロダクション、製作協力は東映。会期は9月15日まで。入場料一般1,500円。
主催・会場=東京富士美術館
◎第14回井上靖記念館エッセーコンクール
中高生の文学への関心と資質を高めるとともに、詩人、作家の井上靖の作品を後世に読み継ぐことを目的に実施するエッセーコンクール。募集テーマは「月」。募集対象は全国の中高校生とこれに準じる年齢の方。締め切りは9月12日(必着)。入賞者八名が旭川市で開催される表彰式に招待され、最優秀賞、北海道新聞社賞など各賞が授与される。応募方法など問合せは、井上靖記念館エッセーコンクール係(0166・51・1188)まで。主催が旭川市教育委員会、井上靖記念館、北海道新聞社。井上靖記念事業実行委員会共催、井上康記念文化財団が後援している。
◎産経国際書展
産経国際書会、産経新聞社主催の第42回展(中国大使館文化部など後援)。産経国際書会役員の作品、かな、現代書、臨書、篆刻、刻字、U23など各部門の公募作品を展示。東京本展は、会場が東京都美術館、会期は8月14日から21日まで。入場料一般500円。東京本展の後、関西展(大阪市立美術館、9月2日~7日)、東北展(せんだいメディアテーク、9月12日~17日)、瀬戸内展(広島県立美術館、9月23日~28日)、中部展(名古屋電気文化会館、11月11日~16日)が開催される。
◎読売書法展
読売新聞社、読売書法会主催の第41回展。「漢字」「かな」「篆刻」「調和体」の4部門の作品を展覧。東京展は、第一会場・国立新美術館(8月22日~31日)、第二会場・東京都美術館(8月23日~29日)で開催(入場料は一般600円)。関西展は第一会場・京セラ美術館、第二会場は京都市勧業館「みやこめっせ」でいずれも9月10日から14日まで開催。以後全国各地を巡回(詳細は同展HP参照)。
◎ナカジマアート 開廊30周年記念企画展
パート1『堀文子のデカルコマニー』に続き、パート2『東山魁夷版画 海と山』(7月9日まで)、日本画家・竹内浩一氏らの作品を展覧するパート3『日本画家の挿絵』(7月17日~8月6日)、パート4『ナカジマアートコレクション展』(8月28日~9月17日)に分け、貴重な作品を紹介。
主催・会場・問合せ=ナカジマアート(03・3574・6008)
◎Exploring Japanese Music (EJM) 動画公開
日本の音楽に興味はあるが、難しそうでなかなか近づけないという外国人向けの、邦楽紹介動画全7本が公開されている(https://www.ejm-labo.com/)。シルクロードの楽器から、敦煌壁画の解説、琴の歴史、三味線、尺八まで、アジアという大きな観点から邦楽の知識と演奏に触れることが出来る。企画構成・解説は釣谷真弓氏。