催しのご案内


 

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各催しは延期・中止になる可能性があります。

 


◎日中演劇交流展―欧陽予倩・田漢と日本

欧陽予倩氏(俳優、劇作家、映画監督、演劇理論家、本誌『日中文化交流』の題字揮毫者)と田漢氏(劇作家、演出家、詩人、中国国歌作詞者)と日本演劇界との交流の歴史を振り返る。1956年に当協会などが歓迎した中国京劇代表団(梅蘭芳団長)、当協会などが実施した60年の訪中公演日本新劇団(団長・村山知義、副団長・杉村春子、千田是也、滝沢修、山本安英の諸氏)、86年の「セツアンの善人」訪中公演(演出・千田是也氏、主演・栗原小巻氏)の写真資料なども展示されている。入館無料。主催は早稲田大学演劇博物館(会場)、田漢基金会など。協力は中国・中央戯劇学院、内山書店。後援は当協会など。会期は2026年1月25日まで(詳細はH P参照)。

 

◎手塚治虫「ガラスの地球を救え」

「自然と命のつながり」、「環境破壊や戦争がもたらす危機」、「未来を生き抜くための〝I Fの発想〞」というテーマを、手塚治虫の代表作など百点を超える直筆原稿を展示して深く見つめ直す。一般500円(入館は予約優先制)。11月24日まで。企画制作は手塚プロダクション。会場・問合せは豊島区立トキワ荘マンガミュージアム(03・6912・7706)へ。

 

◎平岩共代:存在の痕跡 ―見えてきたものー

金属造形作家・平岩共代氏の初期作品から最新作を展示する回顧展。一般500円。11月26日まで。
会場・問合せ=O美術館(03・3495・4040)
主催=品川区、品川文化振興事業団

 

◎映像化された井上作品Ⅱ

映像化された井上靖作品の中から、映画『敦煌』を中心に『天平の甍』『あすなろ物語』『氷壁』の四作品に関する書籍やスチール写真等を展示。一般300円。12月7日まで。
主催・会場・問合せ=井上靖記念館(0166・51・1188)

 

◎奎星展

奎星会(中原志軒会長)主催の第七十四回作品展。第二十六回宇野雪村賞全国書道展、第一回全国学生みらいの書展の優秀作品も特別展示する。入場無料。
会期=11月1日から8日まで
会場=東京都美術館

 

◎創玄現代書展

本年度の創玄展上位受賞者及び石飛博光、室井玄聳、永守蒼穹、渡部會山、加藤裕、福田鷲峰、金子大蔵、高野清玄ら役員諸氏の作品を展示する「推薦部門」、審査を通過した百点の入選作品を展示する「選抜部門」で構成。加藤裕氏(6日)、渡部會山氏(7日)らの作品解説会もある。主催は創玄書道会。毎日新聞社後援。入場無料。
会期=11月3日から9日まで
会場=セントラルミュージアム銀座

 

◎日本書道院 三つの書展

日本書道院(中村雲龍会長)主催の書展が東京の二会場で行なわれる。セントラルミュージアム銀座では「第十三回日本書道院100人展」、紙パルプ会館二階フェニックスホールでは「第四十二回日本書道院選抜展」「第十七回同人展」を開催。毎日新聞社、全日本書連盟、毎日書道会後援。いずれも入場無料で、会期は11月18日から23日まで。

 

◎アジア福岡ユース音楽祭とヘンデル・コレギウム

才能ある若き音楽家が世界各国から集う「アジア福岡ユース音楽祭」では、11月9日に〝Concert〞(あいれふホール、11時15分開演、一般1000円、全席自由)が、12月24日から26日まで福岡市民ホールでマスタークラス、コンクール(本選)の催しが行なわれる。
「ヘンデル・コレギウム」(芸術監督・飯田大介氏)はアジアを代表する古楽器アンサンブルで、12月12日に福岡定期演奏会(ホテル日航福岡・チャペル、19時30分開演、一般5000円)を開催、バッハのオルガンソナタなどを披露する。いずれもアジア芸術国際交流委員会主催、当協会など後援。問合せは同委員会H P参照。

 

◎サヌカイトクリスマスコンサート

小松玲子氏(サヌカイト)、加賀ひとみ氏(メゾソプラノ)、小泉雄三氏(キーボード)ら演奏者が、ホワイトクリスマス、赤とんぼ、月光、アメイジンググレイスなどを披露する。前売券は一般5000円(当日券は5500円)。主催はアルテ・エ・ムージカ株式会社。問合せは小松玲子氏(marimbareiko@gmail.com)まで。
日時=12月5日(昼公演は15時開演、夜公演は19時開演)
会場=ムジカーザ(渋谷区西原)

 

◎京都国立博物館「宋元仏画」展

国宝「観音猿鶴図」(牧谿筆、南宋時代)、「無準師範像」(南宋時代)、「孔雀明王像」(北宋時代)や重要文化財「牡丹図」(元時代)など150件以上を一堂に展覧し、海を越え日本にもたらされた「宋元仏画」の魅力に迫る。主催は京都国立博物館、毎日新聞社、京都新聞。大日本印刷などが協賛。一般2,000円。会期は前期展示が10月19日まで、後期展示が10月21日~11月16日(展示替えなど詳細は公式HP参照)。
会場=京都国立博物館・平成知新館

 

◎茶馬古道ろまん 中国雲南省無形文化遺産の世界

前期「風花雪月に映える匠の技」、後期「祈りの地に宿る手しごと」をテーマに、「白族の絞り染め」、「甲馬版画」、「鶴慶銀器」、「琺瑯絵画」、「チベット族の木椀」、「烏銅走銀」など雲南省の茶馬古道沿線地域に伝わる工芸技術や作品、制作道具など約150点を展示。舞踊家・楊麗萍、ファッションデザイナー・楊麗燕姉妹による民族刺繍と現代ファッションを融合させた衣装の特別展示のほか関連イベントもある。一般1000円。主催は日中友好会館、雲南省文化和旅游庁。当協会後援。
会期=10月11日~11月3日(前期)、11月5日~30日(後期)
会場・問合せ=日中友好会館美術館(03・3815・5085)

 

◎中上紀氏の対談「私の創作のこと、中上健次のこと」

文学創作を学ぶ「大阪文学学校」の特別講座。中上紀氏(作家、当協会常任委員)が自身の創作と父であり作家の中上健次について対談形式で語る。聞き手は葉山郁夫氏(大阪文学協会代表理事、作家)。同校の在校生、O Bのほか一般の参加も可能(一般1500円)。Z o o mでも視聴できる。
日時=11月8日(16時〜18時)
会場・問合せ=大阪文学学校(06・6768・6195)

 

◎第18回中国百科検定

中国の歴史・地理・政治・経済・社会・文化・教育・スポーツなど多方面の知識を問う中国百科検定。今回の実施級は初級、三級、二級、一級、特級(特級は地理、政治経済、歴史、文化・芸術・風俗習慣の四分野から一分野を選択)。試験実施日は12月6日(15時開始)。全国20会場で実施。当協会後援。

申込期間=9月1日~11月16日
主催・問合せ=日本中国友好協会(03・5839・2140)

 

◎産経国際書展

産経国際書会、産経新聞社主催の第42回展(中国大使館文化部など後援)。産経国際書会役員の作品、かな、現代書、臨書、篆刻、刻字、U23など各部門の公募作品を展示。東京本展は、会場が東京都美術館、会期は8月14日から21日まで。入場料一般500円。東京本展の後、関西展(大阪市立美術館、9月2日~7日)、東北展(せんだいメディアテーク、9月12日~17日)、瀬戸内展(広島県立美術館、9月23日~28日)、中部展(名古屋電気文化会館、11月11日~16日)が開催される。

 

Exploring Japanese Music (EJM) 動画公開

日本の音楽に興味はあるが、難しそうでなかなか近づけないという外国人向けの、邦楽紹介動画全7本が公開されている(https://www.ejm-labo.com/)。シルクロードの楽器から、敦煌壁画の解説、琴の歴史、三味線、尺八まで、アジアという大きな観点から邦楽の知識と演奏に触れることが出来る。企画構成・解説は釣谷真弓氏。