※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各催しは延期・中止になる可能性があります。
◎日中平和友好条約締結45周年記念シンポジウム 「日中永久不再戦のために」
野田毅日中協会会長が「私の体験した日中市民の交流と不再戦の思い」と題して講演を行なうほか、「日中市民の共同による戦後補償の成果を振り返る」と題して「遺棄化学兵器被害をめぐる裁判と被害者支援基金活動」など五つの活動や取り組みについて、各担当弁護士が報告を行なう。一般500円(申込み不要、学生無料)。
日時=10月21日14時~16時
会場=ヒューリック浅草橋ビル
主催=公益社団法人日本中国友好協会、日本中国文化交流協会、日中協会、NPO中日学術交流センター
問合せ=ピープルズ法律事務所・南典男氏(中国人戦後補償弁護団幹事長、03・3354・2555)
◎栗原小巻氏 「愛の讃歌―ピアフ」
『愛の讃歌』などで知られるフランスのシャンソン歌手エディット・ピアフ。その愛と苦悩の人生を俳優の栗原小巻氏が演じ歌うステージ。エディット・ピアフ原作。翻訳は中井多津夫氏、構成・演出は加来英治氏。出演は栗原小巻氏の他、城所潔氏(ピアノ)、長谷川清司氏(ドラマー)。主催・企画制作はエイコーン。1階席指定8000円、2階席指定5000円。
会期=11月8日~10日
会場=日本橋・三越劇場
予約・問合せ=0120・03・9354、前売は9月27日から
◎第90回記念 独立展
独立美術協会の公募展。22日には洋画家の奥谷博氏と絹谷幸二氏による対談もあり。一般700円。
会期=10月18日~30日
会場=国立新美術館
主催=独立美術協会(03・3490・5881)
◎特別展「京都・南山城の仏像」
浄瑠璃寺九体阿弥陀修理完成を記念して開催。現存唯一の平安時代の九体阿弥陀のうちの一体である「国宝 阿弥陀如来坐像」(十二世紀、京都・浄瑠璃寺)をはじめ、南山城に伝わる数々の貴重な仏像を展覧し、平安時代彫刻の変遷を概観する。さらに鎌倉時代の作品にも注目する。一般1500円。
会期=11月12日まで
会場=東京国立博物館(本館特別五室)
主催=東京国立博物館、日本経済新聞社、テレビ東京、BSテレビ東京
◎秋山亮二写真展「你好!小朋友」
写真家・秋山亮二氏が、1981年から82年まで中国撮影家協会の協力を得て撮影した中国の子どもたちの写真30点を展示。入場無料。
会期=11月19日まで
会場=青艸堂・Seisodo Studio(京都市上京区讃州寺町244-2)
◎「二つの頂―宋磁と清朝官窯」展
静嘉堂@丸の内開館一周年記念特別展。国宝「曜変天目(稲葉天目)」、重要美術品「青花臙脂紅龍鳳文瓶 一対」(「大清乾隆製」銘)など、『二つの頂』と言われる宋磁の名品と、青花、五彩、粉彩、単色釉の清朝官窯磁器の優品を精選し展示する。一般1500円。
会期=10月7日~12月17日
会場=静嘉堂@丸の内
主催=静嘉堂文庫美術館
問合せ=ハローダイヤル(050・5541・8600)
◎「飛鳥の祝歌 絹谷幸二展」
奈良市生まれの洋画家・絹谷幸二氏の作品の中から、奈良県内各地の『古事記』の伝承地を訪れて制作された大作群や、奈良の風土が育んだ仏教思想を題材とした作品など、奈良との深い関わりを示す作品約50作を展示。一般1200円。会期中、ギャラリートークなどもあり。
会期=10月7日~12月3日
主催・会場=奈良県立万葉文化館(0744・54・1850)
◎「巳歳の会」書展
巳歳生まれの書家が会派を超えて集う書道展。石飛博光、鬼頭墨峻、柴山抱海、本堂耿苑、丸尾鎌使ら書家86名の作品を展覧。主催は同展実行委員会。入場無料。
会期=10月13日~15日
会場=セントラルミュージアム銀座(03・3546・5855)
◎「佐藤泰生 エトランゼの美学」展
洋画家・佐藤泰生氏は、1945年中国・大連生まれ。東京藝術大学油画科を卒業し、油画制作を中心に多彩な創作活動を展開している。初期から六十余年にわたる創作の変遷と辿る回顧展。10月22日には小杉小二郎氏(洋画家)、11月11日には土屋禮一氏(日本画家)のギャラリートークもあり。入館料500円。
会期=10月14日~11月29日
会場=O(オー)美術館(東京・大﨑、03・3495・4040)
主催=品川区・公益財団法人品川文化振興事業団
◎映画「梅蘭芳」上映会
20世紀前半に活躍した京劇史上伝説の女形・梅蘭芳の波乱に満ちた生涯を豪華絢爛な映像美とともに描く。陳凱歌(チェン・カイコー)監督作品(2008年、145分)。出演は黎明(レオン・ライ)、章子怡(チャン・ツィイー)。参加費無料。要事前申込み(先着20名)。
日時=10月19日15時から
会場・問合せ=中国文化センター(03・6402・8168)
◎日中平和友好条約45周年 『世界遺産 大シルクロード展』
シルクロードのユネスコ世界遺産認定後、中国国外では初めてとなる大規模なシルクロード展。27の主要博物館、研究所からシルクロードの文物、関連資料など240点を出品。「瑪瑙象嵌杯」(5~7世紀/イリ州博物館蔵)、「車馬儀仗隊」(後漢・1~3世紀/甘粛省博物館)のほか、金銀宝飾品、青銅器、ガラス、陶磁器、壁画、絵画、染織、経典、仏像など一級文物45点を展観する。後援は外務省、中国人民対外友好協会、中国大使館など。企画協力が黄山美術社。一般1500円。詳細は東京富士美術館のホームページ(https://www.fujibi.or.jp)参照。
会期=9月16日から12月10日
会場=東京富士美術館(本館展示室)主催=東京富士美術館、中国文物交流中心、朝日新聞社
◎「沼津ゆかりの文学者たち」展
静岡県沼津市の市制百周年を記念し、同市の名誉市民であり文学者の芹沢光治良、井上靖、大岡信の三氏を中心に、同市にゆかりのある太宰治、若山牧水や現代の文学者を紹介する企画展。人物や展示資料を変更し二回に分けて展示。一般100円。
会期=第一回展示は11月30日まで。第二回展示は12月15日から2024年5月31日まで。
会場・問合せ=沼津市芹沢光治良記念館(055・932・0255)
◎佐藤一郎展、佐藤道子展
佐藤一郎、道子夫妻の展覧会。佐藤一郎氏(東京藝術大学名誉教授、東北生活文化大学学長、油画家)の展覧では、東京藝術大学受験期から学部、修士課程在学、西ドイツ留学期、藝大教員を経て現在に至る歩みを石膏素描、人物油画などの作品により紹介。佐藤道子氏(画家)の展覧では、シルクロードのキジル壁画調査や中国黄山旅行から生み出された作品などを紹介。いずれも会期は9月13日から10月9日まで、会場は仙台市・秋保の杜 佐々木美術館&人形館(022・797・9520)二階展示室c、d、e(佐藤一郎展)、一階展示室a、d(佐藤道子展)。入館料一般800円で両展を参観可能。
◎クーばあちゃんの魔法の花空間 庫淑(クー・シュー)蘭(ラン)切り絵展
「切り絵の女神」と称される庫淑蘭氏(1920~2004年)は、中国の芸術家として初めてユネスコより「民間美術工芸の巨匠」の称号を授与された。陝西省美術博物館所蔵の庫淑蘭氏の繊細でカラフル、華やかな切り絵作品70点を展示。関連イベント「変幻自在!マジック×舞台劇」(9月30日)、「親子で楽しむ切り紙ワークショップ」(講師・下中菜緒、丹羽朋子両氏、10月9日、要事前申込)、「二胡×尺八×ピアノ 秋のコンサート」(10月14日)もあり。入館無料。当協会後援。詳細は日中友好会館美術館のホームページ(https://jcfcmuseum.jp)参照。
会期=9月22日から11月5日
会場=日中友好会館美術館
主催=公益財団法人日中友好会館、陝西省文化観光局
◎第14回 中国百科検定
中国の地理、歴史、政治経済、文化・芸術・風俗習慣など多方面の知識を問う検定。試験実施日は12月2日(15時開始)。当協会後援。
申込み期間=9月1日から11月2日
主催・問合せ=日本中国友好協会(03・5839・2140)
◎周恩来と日中友好写真展
昨年開催された同名の写真展の巡回展。今年は、日中平和友好条約締結45周年を記念し、これまで北海道、愛知、福岡のほか、7月には中国の遼寧省瀋陽市でも開催し好評を博している。9月には新潟(7日~19日、創価学会新潟池田文化会館)、10月には長崎(6日~27日、同長崎文化会館)で開催。入場無料。当協会後援。主催は同展実行委員会。
◎『鑑真和尚』英・伊語版が出版
2021年6月に刊行された、中日二カ国語絵物語『鑑真和尚』(文・絵:陳寛氏)の英語(天龍寺 トーマス・カーシュナー氏訳)とイタリア語(岐阜大学 野村幸弘氏訳)版が、2022年6月に刊行された。753年に日本に仏教を伝えた唐の高僧・鑑真和上の伝記を纏めたもの。壬生寺長老の松浦俊海氏(唐招提寺第85世長老) と唐招提寺第89世長老の岡本元興氏があいさつ文を寄せている。