※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各催しは延期・中止になる可能性があります。
◎儒教のかたち こころの鑑 日本美術にみる儒教
日本には古代に伝来し、江戸時代以降には為政者から民衆に至るまで広く浸透し様々な立場の人々に受容された儒教。国宝『尚書正義』や重要文化財『二十四孝』(伝狩野永徳)など儒教の大きな影響を受け、儒教に根差した日本美術の名品を展示。一般1,700円。主催はサントリー美術館、朝日新聞社。
会期=2025年1月26日まで
会場・問合せ=サントリー美術館(03・3479・8600)
◎トプカプ宮殿博物館 出光美術館所蔵 名宝の競演
日本とトルコ共和国の外交関係樹立100周年記念特別展。トプカプ宮殿博物館とトルコ・イスラーム美術博物館所蔵の金銀や宝石で彩られた宝物や中国陶磁の至宝、出光美術館所蔵の中国・日本陶磁の名品、トルコ陶器を同時に展覧。一般1,200円。
会期=12月25日まで
会場・問合せ=出光美術館(050・5541・8600)
主催=出光美術館、日本経済新聞社、トルコ共和国大統領府国立宮殿局、トルコ共和国文化観光省
◎箱根小涌園ゆかりの中国著名人の名筆を読み解く
箱根小涌園元支配人で、同園等を運営する藤田観光にて日中友好の橋渡し役を務めた藤田基彦氏が、小涌園を訪れた作家の老舎や巴金、楚図南らの諸氏が残した題辞などの貴重な書を紹介しながら氏の日中交流の歴史を語る。会場整理費1,000円。定員40名。申込み・問合せは東京都日中友好協会(03・3295・8241)まで(12月10日締切)。
日時=12月14日14時
会場=東京文化会館・中会議室(台東区上野公園)
◎大シルクロード展 京都
東京など各地で好評を博した「世界遺産 大シルクロード展」の巡回展。京都展が最後の展覧となる。「瑪瑙象嵌杯」(五〜七世紀/イリ州博物館)など一級文物44点を含む名宝約200点を展示。主催は中国文物交流中心、京都文化博物館(展覧会場、075・222・0888)、毎日新聞社など。企画協力は黄山美術社。中国人民対外友好協会、中国大使館などが後援。一般1,600円。
会期=2025年2月2日まで
◎無言館と、かつてありし信濃デッサン館 ー窪島誠一郎の眼
無言館に収蔵されている戦没画学生の絵や彫刻と、2018年に閉館した信濃デッサン館旧蔵の村山槐多や関根正二、靉光らの作品を展示。一般1,200円。
会期=12月15日まで
会場・問合せ=静岡県立美術館(054・263・5755)
◎新収蔵品 中国美術展
京都外国語大学中国語学科創設50周年記念展。「麻姑図」、景徳鎮製粉彩美人図大食缸」をはじめ青銅器、陶磁器、書画、硯、墨など中国の美術品50点を展示。監修は同大学日本語学科教授の彭飛氏。入場無料。
会期=12月20日まで
会場・問合せ=京都外国語大学国際文化資料館(075・864・8741)
◎扶桑縁 ―日本華人美術作品展
水墨画家の大竹卓民氏が会長を務める日本華人美術家協会の作品展。当協会後援。入場無料。
会期=12月12日~17日
会場・問合せ=中国文化センター(03・6402・8168)
主催=日本華人芸術家協会、中国文化センター
◎第20回 東京―北京フォーラム
「多国間協力に基づく世界秩序と平和の修復に向けた日中協力」をテーマに、日中合わせて百名のパネリストが政治、外交、経済などの各分野で議論。中国側からは呉江浩大使、程永華中日友好協会常務副会長、王衆一中国外文局アジア太平洋広報センター特別顧問の諸氏らなど約50名が来日する。詳細は言論NPOのホームページ(https://www.genron-npo.net/tokyo-beijing/)を参照。要事前申込。
会期=12月3日~5日
会場=ザ・プリンスパークタワー東京
主催=言論NPO、中国国際伝播集団
◎日中現代墨画会展
日頃の研鑽の成果を発表する場として、会員及び日中両国の書画家や青少年らによる書画篆刻作品を展示。曽令富、曽勤、曽黎の諸氏らの個展も併催。入場無料。当協会後援。
会期=11月29日~12月4日
会場=高崎シティギャラリー
問合せ=同展実行委員会(090・4603・9374)
◎「井上靖の見た旭川」展
『生誕地の話』などの随筆や『幼き日のこと』などの小説に描かれた井上靖の生誕の地・旭川を、直筆原稿や当時の写真で紹介。井上靖記念文化財団共催。一般300円。
会期=12月8日まで
会場・問合せ=井上靖記念館(0166・51・1188)
◎「鉄斎‐器玩にみる交遊録‐」展
最後の文人画家と称された富岡鉄斎の没後百年記念展。「通天煮茶図磁鉢」、「楳花山茶水僊華図」などを展示し、鉄斎の幅広い交流や名工との深いつながりを紹介する。入館無料。
会期=11月7日~12月17日
会場・問合せ=清荒神清澄寺・鉄斎美術館別館「史料館」(0797・84・9600)
◎「みつどもえ展」 山梨
紙を素材にした石田泰道氏の花」、日本画家・伊東正次氏の「散華図(業火)」、油彩画家・上田葉介 氏の「風の中で寄り添う形」などの作品を展示。入場無料。
会期=11月10日まで
会場・問合せ=山梨市・根津記念館(0553・21・8250)
◎「現代千葉の書」展
飯髙和子、兼岡白葉、金木和子、小宮聴真、種谷萬城、辻元大雲、福田鷲峰の諸氏ら千葉県にゆかりのある作家の作品を展示。千葉県書道協会役員展も併催。主催は同協会と成田山書道美術館。一般500円。
会期=12月15日まで
会場・問合せ=成田山書道美術館(0476・24・0774)
◎「歳時記 秋の彩りから冬色へ」展
メナード美術館(愛知県小牧市)所蔵コレクションより、秋から冬へ季節の移ろいを感じさせる日本画・日本洋画・工芸などの作品約五十点を展示。「田渕俊夫の四季―秋・冬―」と題する日本画家・田渕俊夫氏の特集もあり。一般1000円。
会期=12月22日まで
会場・問合せ=メナード美術館(0568・75・5787)
◎Exploring Japanese Music (EJM) 動画公開
日本の音楽に興味はあるが、難しそうでなかなか近づけないという外国人向けの、邦楽紹介動画全7本が公開されている(https://www.ejm-labo.com/)。シルクロードの楽器から、敦煌壁画の解説、琴の歴史、三味線、尺八まで、アジアという大きな観点から邦楽の知識と演奏に触れることが出来る。企画構成・解説は釣谷真弓氏。