※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各催しは延期・中止になる可能性があります。
◎「不二法門」絹谷幸二天空美術館
初公開の「黒谷光明寺 降臨 文殊菩薩」、「蒼天大地・心に浸みる悲しみ(Ⅱ)」をはじめとする作品を、絵画・立体・映像の形式で展覧、画家・絹谷幸二氏の創意の源泉である不二法門のメッセージを表現する。会期は7月2日まで。一般1000円。
会場=梅田スカイビル二十七階「絹谷幸二 天空美術館」(06―6440―3760)
◎「彩樹会」展
石黒賢一郎、稲垣考二、榎俊幸の諸氏ら中堅、若手画家のグループ展。小品から中・大作まで展示。
会期=5月22日から6月3日
会場=彩鳳堂画廊(03―6262―0985)
◎「田沼武能 人間讃歌」展
日本写真家協会会長、当協会顧問を務めた故・田沼武能氏の写真展。戦後の生き生きとした子供たちの姿、世界の子供たちと人々、生涯にわたり撮影を続けた、ふるさとのイメージそのものであった「武蔵野」を展覧。一般700円。
会期=6月2日から7月30日
会場=東京都写真美術館(03―3280―0099)
◎唐招提寺 鑑真和上像開扉
唐招提寺の開山忌舎利会に併せて、鑑真和上像(国宝)開扉が行なわれる(御影堂宸殿)。さらに東山魁夷画伯が奉献した障壁画「山雲」、「濤聲」、「黄山曉雲」、「桂林月宵」が公開される。拝観には特別拝観料と整理券が必要。
会期=6月3日から7日(9時~16時。5、6日は舎利会法要のため制限あり)
問合せ= 唐招提寺(0742―33―7900)
◎花と器のハーモニー 2023
龍生派の吉村華洲氏をはじめとする華道七流派の家元によるいけばなと世界各国の食器との共演。横浜山手西洋館7会場で開催。入館無料。各会場にて要予約のイベントあり。予約は各会場迄。主催は同展実行委員会。
会期=6月3日から11日
問合せ=エリスマン邸(045―211―1101)
◎黄檗花開四時春―黄檗芸術展
中日平和友好条約締結45周年、隠元禅師円寂350年を記念する展覧。日中両国仏教界の高僧の墨蹟や黄檗宗に伝わる貴重な文物の拓本などを紹介。入場無料。6月8日には学術討論会あり。
会期=6月5日から9日
会場=中国文化センター(03―6402―8168)
◎日本詩文書作家協会書展
日本詩文書作家協会(辻元大雲理事長)の第41回主催展。役員、会員の作品を展示するほか、特別企画「協会の礎を築いてきた先人の書展」の開催、席上揮毫、ビデオ放映もあり。入場無料。
会期=6月7日から11日
会場=セントラルミュージアム銀座及び銀座フェニックス(03―3546―5855)
◎劇団東演「血を売る男」
大飢饉や文化大革命などの激動の時代、製紙工場で働く許三観は人生の危機に遭遇するたびに売血した稼ぎで乗り越える。深刻なテーマを扱いながらも人間味とユーモアに溢れた物語を舞台化。原作は中国の作家・余華氏の『血を売る男』(邦訳は飯塚容氏)。脚本・演出は松本祐子氏。一般5500円。
会期=6月9日から14日
会場=俳優座劇場
問合せ=劇団東演(03―3419―2871)
◎花柳園喜輔氏「歳月を躍る」
三十周年を迎えた、日本舞踊家・花柳園喜輔氏を代表とするオフィス拓のプロデュース公演。演目は長唄「水仙丹前」、新作清元「星祭小町」、踊りはいずれも花柳園喜輔氏。一般7000円、学生3500円。
日時=6月14日18時開演
会場=国立劇場小劇場
問合せ=オフィス拓(03―5993―1377)
◎連続講座「令和の養生訓」
副題は「江戸から学ぶ養生法」。講師は、中医思想、鍼灸、漢方を長年学び、江戸時代の学者・貝原益軒の『養生訓』の分析研究で定評がある謝心範氏(武蔵野学院大学大学院教授)。第一回「貝原益軒と『養生訓』」(6月22日)、第二回「日本養生文化の流れ」(27日)、第三回「『養生訓』の現代社会における応用と可能性」(29日)の連続三回。各回とも13時30分から15時。受講料は連続三回分で500円。定員50名。
会場=浅草寺普門会館三階
申込み・問合せ=浅草寺福祉会館(03―3844―5225)
◎「顕神の夢」 岡本太郎美術館
人間を超越した「何か」と表現者との関係性を軸として、江戸時代の円空の作品から新進気鋭の若手作家まで、約50名の作家による絵画や立体作品約140点を展示。5月27日と6月17日には、担当学芸員によるギャラリートークも開催される。一般1,000円。
会期=4月29日から6月25日
会場=川崎市岡本太郎美術館(044・900・9898)
◎写真展「風景萬千」
在日華人撮影交流協会の設立を記念した展示。6月1日には、同協会会長を務める写真家の馮学敏氏による講演会「散歩印象」も開催される(要申込み)。入場無料。当協会後援。
会期=5月29日から6月2日
会場=中国文化センター(03・6402・8168)
◎第13回中国百科検定
中国の歴史・地理・政治経済・文化等、多方面の知識を問う中国百科検定が開催される。今回の実施級は初級、三級、二級。公式ホームページ上では、過去の試験問題と解答が無料で公開されている。当協会後援。
申込み期間=4月1日から6月15日
試験日=7月15日 15時から15時50分
主催=日本中国友好協会(03・5839・2140)
◎崑崙の西から
2018年8月から、敦煌を皮切りに、北京、西安、洛陽、瀋陽、深圳、成都、合肥など合わせて13の中国主要都市を巡回した「平山郁夫のシルクロードの世界ー平山郁夫シルクロード美術館文物展」の帰国を記念する展覧会。ガンダーラの仏像や中央アジア、西域の装身具や陶器など、約100点の名品を展示する。一般1,200円。当協会特別後援。
主催・会場=平山郁夫シルクロード美術館(0551・32・0225)
会期=3月25日から9月5日
◎『鑑真和尚』英・伊語版が出版
2021年6月に刊行された、中日二カ国語絵物語『鑑真和尚』(文・絵:陳寛氏)の英語(天龍寺 トーマス・カーシュナー氏訳)とイタリア語(岐阜大学 野村幸弘氏訳)版が、2022年6月に刊行された。753年に日本に仏教を伝えた唐の高僧・鑑真和上の伝記を纏めたもの。壬生寺長老の松浦俊海氏(唐招提寺第85世長老) と唐招提寺第89世長老の岡本元興氏があいさつ文を寄せている。