※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各催しは延期・中止になる可能性があります。
◎無名塾 能登半島地震復興公演 「肝っ玉おっ母と子供たち」
俳優の仲代達矢氏が主宰する無名塾が、ブレヒトの傑作を八年ぶりに再演。会場は仲代氏が名誉館長を務める能登演劇堂。音楽は池辺晋一郎氏。一般8,800円。
会期=6月22日まで
問合せ=能登演劇堂(0767・66・2323)
◎春陽展 大阪展
春陽会の第102回展(絵画/版画)。画家の入江観、黒田邦裕、小林裕児、三浦明範の諸氏ら会員の作品、公募作品を展示。入場無料。
会期=6月3日~8日
会場=大阪市立美術館天王寺ギャラリー
◎「GLAMー黒柳徹子、時代を超えるスタイルー」展
テレビ放送が始まった1953年から現在に至るまで、女優、司会者、作家、ユニセフ親善大使として、多方面において活躍し、世界中で“トットちゃん”としても親しまれている黒柳徹子氏。そのスタイルを、ファッションを中心に、多彩なコレクションを通じて紹介し、黒柳氏の人生や価値観、魅力とエネルギーを感じることができる展覧会。平日一般2,000円(土・日・祝日は一般2,400円)。主催はGLAM制作委員会。
会期=6月29日まで
会場=そごう横浜店・そごう美術館
◎在日華人撮影交流協会写真展
在日華人撮影交流協会の第2回主催展。55点の作品を展覧し、浙江省湖州の風景、中日両国の景色、風習などを紹介する。6月5日には馮学敏氏(同協会会長)の撮影講座もある。入場無料。当協会後援。
会期=6月2日~6日
会場=中国文化センター
◎日本詩文書作家協会書展
日本詩文書作家協会(宮本博志理事長)主催の第43回書展。「第35回伊藤園おーいお茶 新俳句大賞入賞作品を書く」と題し、役員、会員268名の書作品を展示する。入場無料。毎日新聞社、全日本書道連盟が後援。
会期=6月3日~8日
会場=セントラルミュージアム銀座
◎日本の書展
井茂圭洞、故尾崎邑鵬、髙木聖雨、星弘道、土橋靖子、新井光風、石飛博光、杭迫柏樹、下谷洋子、樽本樹邨、永守蒼穹、船本芳雲、真神巍堂の諸氏ら19名の書家による「現代書壇巨匠」部門、有岡シュン崖、薄田東仙、北野攝山、清水透石、師村妙石、竹内勢雲、田中節山、辻元大雲、中村雲龍、中村伸夫、三宅相舟、宮本博志、室井玄聳、渡部會山の諸氏ら108名の書家による「現代書壇代表」部門のほか、加藤裕氏(中部展)ら「委嘱」、「招待」、「秀抜選」の各部門の作品を展示(第53回展)。入場無料。中部展が6月4日から8日まで(愛知県美術館ギャラリー)、東京展が6月12日から22日まで(国立新美術館)。
主催・問合せ=全国書美術振興会(03・3568・2071)
◎ヘンデル・コレギウム
「古都イタリア“情熱”への旅路」と題して、ヴィヴァルディのトリオ・ソナタ「フォリア」、コレッリのトリオ・ソナタなどを日中国際交流に尽力する古楽器音楽家が演奏する。芸術監督はバロック音楽家の飯田大介氏。一般5,000円。当協会後援。
日時=6月16日19時開演
会場=ホテル日航福岡・チャペルプリエール
主催・問合せ=アジア芸術国際交流委員会(090・9803・1791)
◎由源全国書道展
由源社(尾崎司邑会長)主催の書道展(第48回)。一般部展と学生部展を併催。入場無料。会場は大阪市立美術館天王寺ギャラリー。
会期=6月25日~29日
◎絹谷幸二展
洋画家・絹谷幸二氏の個展。「―生命、夢、天地に輝いて―」をテーマに新作のほか代表的モチーフの富士、薔薇など、人類救済に祈りを捧げた作品世界を紹介する。入場無料。
会場・会期=髙島屋京都店六階美術画廊(6月18日~23日)、髙島屋横浜店七階美術画廊(7月9日~14日)、ジェイアール名古屋タカシマヤ十一階美術画廊(7月23日~29日)、愛媛・いよてつ髙島屋六階美術画廊(8月6日~12日)
◎第47回未来医学研究会大会
特別講演「東京女子医科大学が切り拓く未来医療」のほか、「共創する未来医療〜医療リテラシーの向上による、国民の健康増進〜」をテーマにパネルディスカッションを行なう。ZOOM参加も可。一般五千円。株式会社エムシー、当協会などが協賛。会場は同大学弥生記念講堂。主催・問合せは同大会事務局まで(Eメール:mirai.aa@twmu.ac.jp)。
日時=6月21日13時から
◎川村奈美子 ピアノ演奏会&トークショー
演奏会とトークショーのほか、調律師の斎藤信哉氏を招いてのピアノ分解イベントもある。アルテ・クラシカ協会主催。一般5,000円。
日時=6月21日(14時開演)
会場=本覚寺(台東区松が谷)
問合せ=川村奈美子氏(080・3209・7422)
◎張華慶大書法藝術館乙巳特展 大書法国際名家邀請展
「張華慶大書法藝術館乙巳特展」と「傳承有道・大書法国際名家(東京)邀請展」が、6月5日から10日まで、東京・飯田橋の日中友好会館美術館で開催される。主催は日本中国文化交流協会、中国硬筆書法協会大書法專業委員会、香港大書法協会、中国《書法》雑誌編輯部。
「張華慶大書法藝術館乙巳特展」では、中国硬筆書法協会の張華慶主席、李冰常務副主席・秘書長、熊傑英監事長による毛筆、硬筆書法、篆刻、刻字の作品計19件を展示。
「大書法国際名家邀請展」では、日中韓友好年にあたることを記念し、中国、香港、マカオ、台湾、日本、韓国の書法家による毛筆、硬筆を含む作品計61件が展示される。
入館料無料。問合せは「北九書の祭典委員会」(080・5254・6022)まで。
◎NHK・BS特集「知られざる始皇帝 ~もう一つの『キングダム』~」
放送 2025年6月28日(土)21:00~22:29(BS)
6月21日(土)19:00~20;29(BSP4K)
ベストセラー漫画「キングダム」で人気の始皇帝。史上初めて全土を統一した偉業の一方で、皇帝に即位して以降の事績は悪評に塗れてきた。「史記」などの歴史書は始皇帝の「暴君」との側面を強調する。
しかし、この十数年、定説を覆す考古学の新発見が相次いでいる。
湖南省の古井戸に埋もれていた4万点近い木簡は始皇帝が発出した公文書。今も解読が続けられ、陝西省では咸陽城の発掘が進む。数多くの出土品からは、「暴君」とは異なる素顔が浮かんでいるのだ。万里の長城建設の意外な理由、悪評高い「焚書坑儒」の真相とは?晩年の汚点とされる不老不死追求の真意とは?そして、始皇帝が作り上げ以後2000年継承された中国王朝の骨格とは?
旅人役は、映画「キングダム」で農民兵役を演じる岡山天音さん。庶民の視点を交えて始皇帝の治世を検証していく。
◎全日中展・東京書画芸術大展
全日本中国水墨芸術家連盟(工藤燕萍会長)主催の第37回展。日中両国の作家による水墨画、書、水彩画、油彩画、日本画など約350点を展示。日中文化交流協会賞など各賞を授与。一般500円。当協会後援。
会期=5月29日〜6月4日
会場=東京都美術館
◎大津英敏展 家族へのまなざし
洋画家・大津英敏氏(日本藝術院会員、独立美術協会会員、多摩美術大学名誉教授)の展覧会。家族と過ごす日常の中の美しさや感動を捉えた作品約40点を展示。5月24日には川崎市岡本太郎美術館の土方明司館長と大津氏との対談もある。会期は6月24日まで。一般1000円。
会場=池田20世紀美術館(伊東市)
◎畠中光享 日本画展―はじまりと今―
インド美術研究者としても知られ、仏教を主題に対象を徹底的に調べ、仏教の本質に迫るよう制作を続けている日本画家・畠中光享氏の新作を含む優品を展覧。一般1,000円。会期中、畠中氏の講演会やギャラリートークもあり(同美術館HP参照)。
主催=相国寺承天閣美術館、日本経済新聞社。
会期=Ⅰ期:3月8日~4月20日、Ⅱ期:4月23日~6月22日
会場・問合せ=相国寺承天閣美術館(075・241・0423)
◎Exploring Japanese Music (EJM) 動画公開
日本の音楽に興味はあるが、難しそうでなかなか近づけないという外国人向けの、邦楽紹介動画全7本が公開されている(https://www.ejm-labo.com/)。シルクロードの楽器から、敦煌壁画の解説、琴の歴史、三味線、尺八まで、アジアという大きな観点から邦楽の知識と演奏に触れることが出来る。企画構成・解説は釣谷真弓氏。