※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各催しは延期・中止になる可能性があります。
◎京都国立博物館「宋元仏画」展
国宝「観音猿鶴図」(牧谿筆、南宋時代)、「無準師範像」(南宋時代)、「孔雀明王像」(北宋時代)や重要文化財「牡丹図」(元時代)など150件以上を一堂に展覧し、海を越え日本にもたらされた「宋元仏画」の魅力に迫る。主催は京都国立博物館、毎日新聞社、京都新聞。大日本印刷などが協賛。一般2,000円。会期は前期展示が10月19日まで、後期展示が10月21日~11月16日(展示替えなど詳細は公式HP参照)。
会場=京都国立博物館・平成知新館
◎初見 石川九楊展
「文字は立体であり、書は筆蝕の芸術である」と語る書家・石川九楊氏の世界を、未発表作品を中心に紹介。
会期=十月二十四日まで
会場=思文閣銀座(03・3289・0001)
◎鈴木瑠璃「漢詩の世界」展
画家・鈴木瑠璃氏の個展。唐の詩人・王之渙の「登鸛鵲楼」や埼玉県東松山出身の明治の詩僧・嵩古香らの漢詩と自身の抽象絵画とを融合させた作品を展覧。入場無料。
会期=10月2日~13日(7日定休)
会場・問合せ=ギャラリー亜露麻(埼玉県東松山市、0493・25・0080、HP:https://g-aroma.jp)
◎書道芸術院秋季展
書道芸術院(下谷洋子理事長)主催の秋季書道展。役員、審査会員選抜、審査会員候補公募の作品を展示。「書道芸術院前衛書展」(24名出品、会場は千代田区一ツ橋のパレスサイドビル一階のアートサロン毎日)を併催。いずれも入場無料。
会期=10月7日~12日
会場=セントラルミュージアム銀座
◎茶馬古道ろまん 中国雲南省無形文化遺産の世界
前期「風花雪月に映える匠の技」、後期「祈りの地に宿る手しごと」をテーマに、「白族の絞り染め」、「甲馬版画」、「鶴慶銀器」、「琺瑯絵画」、「チベット族の木椀」、「烏銅走銀」など雲南省の茶馬古道沿線地域に伝わる工芸技術や作品、制作道具など約150点を展示。舞踊家・楊麗萍、ファッションデザイナー・楊麗燕姉妹による民族刺繍と現代ファッションを融合させた衣装の特別展示のほか関連イベントもある。一般1000円。主催は日中友好会館、雲南省文化和旅游庁。当協会後援。
会期=10月11日~11月3日(前期)、11月5日~30日(後期)
会場・問合せ=日中友好会館美術館(03・3815・5085)
◎東京・中国映画週間
最新の中国映画12作品を上映。10月28日には有楽町朝日ホールで閉幕式とゴールドクレイン賞授賞式も開催。当協会後援。上映作品やスケジュールなどの詳細は公式HP(http://cjiff.net)を参照。
会期=10月21日~27日
会場=TOHOシネマズ日本橋
主催・問合せ=日中映画祭実行委員会(03・6262・7277)
企画運営=ムーランプロモーション
◎大阪国際水墨画芸術展と酔墨会展
日中書画芸術交流協会(陳允陸会長)の公募展「大阪国際水墨画芸術展」は一般公募作品と招待画家の作品約80点を展示。優秀作品に「日中文化交流協会賞」など各賞を授与。併催の「第二十八回酔墨会展」は、創立三十周年を迎えた酔墨会(陳允陸氏主宰)の会員による水墨画、墨彩画約九十点を展示する。いずれも当協会後援、会期は10月22日~27日、会場は兵庫県尼崎市総合文化センター美術ホール(06・6487・0800)、入場無料。
◎中上紀氏の対談「私の創作のこと、中上健次のこと」
文学創作を学ぶ「大阪文学学校」の特別講座。中上紀氏(作家、当協会常任委員)が自身の創作と父であり作家の中上健次について対談形式で語る。聞き手は葉山郁夫氏(大阪文学協会代表理事、作家)。同校の在校生、O Bのほか一般の参加も可能(一般1500円)。Z o o mでも視聴できる。
日時=11月8日(16時〜18時)
会場・問合せ=大阪文学学校(06・6768・6195)
◎小池博史氏「HINOTORI」 最終章『山の神篇/海の神篇』
小池博史氏(空間演出家、作家、振付家、映画監督、「舞台芸術の学校」代表)の舞台芸術作品「HINOTORI 火の鳥」の最終章『山の神篇/海の神篇』。「混沌」から「戦争」そして「再生」を多方面から問い直し、未来への提言を盛り込んだ壮大な物語をアジア、ヨーロッパ、南米のパートナーとともに描く。京都公演は9月13日(『山の神篇』のみ二回公演、会場=ロームシアター京都サウスホール)、東京公演は10月11日から14日まで(11日は『山の神篇』のみ、14日は『海の神篇』のみ、会場=なかのZERO大ホール)。チケットなど詳細は小池博史ブリッジプロジェクト-Odyssey (https://kikh.org)参照。
◎第18回中国百科検定
中国の歴史・地理・政治・経済・社会・文化・教育・スポーツなど多方面の知識を問う中国百科検定。今回の実施級は初級、三級、二級、一級、特級(特級は地理、政治経済、歴史、文化・芸術・風俗習慣の四分野から一分野を選択)。試験実施日は12月6日(15時開始)。全国20会場で実施。当協会後援。
申込期間=9月1日~11月16日
主催・問合せ=日本中国友好協会(03・5839・2140)
◎産経国際書展
産経国際書会、産経新聞社主催の第42回展(中国大使館文化部など後援)。産経国際書会役員の作品、かな、現代書、臨書、篆刻、刻字、U23など各部門の公募作品を展示。東京本展は、会場が東京都美術館、会期は8月14日から21日まで。入場料一般500円。東京本展の後、関西展(大阪市立美術館、9月2日~7日)、東北展(せんだいメディアテーク、9月12日~17日)、瀬戸内展(広島県立美術館、9月23日~28日)、中部展(名古屋電気文化会館、11月11日~16日)が開催される。
◎Exploring Japanese Music (EJM) 動画公開
日本の音楽に興味はあるが、難しそうでなかなか近づけないという外国人向けの、邦楽紹介動画全7本が公開されている(https://www.ejm-labo.com/)。シルクロードの楽器から、敦煌壁画の解説、琴の歴史、三味線、尺八まで、アジアという大きな観点から邦楽の知識と演奏に触れることが出来る。企画構成・解説は釣谷真弓氏。